漢字の徹底反復を習慣にする。
今までに間違えた漢字の問題集、プリント、テストなどを一つの封筒に入れて集め、パソコンで「漢字の弱点問題集」を作ることにした。間違った漢字は当日中に練習をして、付箋(全面ノリ)を貼って翌日に再テストした。最初に間違えた文字は2〜3回、再度間違えたら5回、再々度間違えたら10回程度を目安に練習。
志望校の文化祭に参加する。
「中学受験を約3ヶ月後に控えたこの時期に、のんきに文化祭を楽しんでいていいのだろうか?」と最初は思いもしたが、行ってみて良かったと思う。文化祭では、オープンスクールでは分からなかった学校の素顔を見ることができた。この教室で入試試験を受けて、この学校に入るというイメージが、できてきたように思う。
中学受験の新聞学習を親子で行う。
過去問10年分で論説文の内容の一覧表をつくると、過去3回「新聞」から出題されているのは全て同じ新聞社だった。記事を読むのに慣れてくると、文章中の「それ」は何をさしているのか?「◯◯について説明しなさい」など、私が過去問を参考に問題を作ってみた
親子が「一緒に勉強すること」を意識する。
中学受験の勉強はインプットするだけでなく、アウトプットする機会があった方が効率がよく、親はまさにその相手役として適任だ。「親子で一緒に目標を成し遂げる、最初で最期の機会」というように考えることで、モチベーションを高めている。
フィンランド式で計算力を鍛える。
「もっと緊張感をもち、高速かつ正確に計算ができるようになる方法はないものか?」。そこで思い出したのが、小3の時に購入した「フィンランド式ドリル リッカ先生のたのしい算数 たし算 ひき算」というアプリ。
ボイスレコーダーで受験クイズ。
暗記した勉強内容をすぐに忘れてしまう娘に「なんとか勉強内容を記憶に残す方法はないものか?」と考えていて、思いついたのが、ipadのボイスレコーダー・アプリを使ってDJ気分で勉強内容を録音することだった。ただ音読しただけでは面白くないので、問題をクイズ形式にして出題・解答するようにした。
情報を1箇所にまとめる。
理科の受験勉強では暗記すべき項目が多いので、2度手間、3度手間を回避したい。「どうすれば、まとめを繰り返し見せることができるか?」と考え思いついたのが参考書に「まとめ」を書き込むことだった。
過去問一覧表で予想する、入試の一丁目一番地。
中学受験勉強の最も重要なところを見つけるべく、理科の過去6年間の入試問題を一覧表を作成してみた。出題頻度が高いもの。連続して出題されたもの。飛び石で出題されたもの。出題されていないもの。
色で漢字を記憶する。
A3用紙にカラーペンで漢字の練習のメリットは、以下のようなものだった。色を使うことで、飽きずに取り組める。白地をカラフルに埋める作業が楽しい。サインペンで大きく書くと、書き心地がいい。後で見直すのが苦にならない。
ホワイトボードでアウトプット学習法。
勉強内容に興味が持てないことは、受験において致命的である。自分にとって「意味のないこと」「興味がないこと」は覚えても、すぐに忘れてしまうからだ。そこで、受験を半年後に控え、おしゃべりが好き、ごっこ遊びが好き、落書きが好きなど「幼さ」を味方にする方法はないかと模索をはじめ、アウトプットの学習に「ホワイトボード」を使うことにした。
オープンスクールに参加する。
志望校のオープンスクールに参加する時は、何を見たいのか、何を知りたいのかという具体的な目的意識を持って参加するのがいい。最大の収穫は今年の中学受験の入試問題のヒントとアドバイスをくれたことだった。過去問の傾向を頭に入れておくと、より多くのヒントを得ることができるだろう。
朝の勉強を習慣にする。
脳は寝ている時に活発に働いて情報を処理しており、目覚めた時にはクリアな状態で頭を働かせることができるようだ。また、適度な空腹感によって脳の扁桃体(へんとうたい)という部分が刺激されて、記憶力を高められるそうだ。
記憶に残る暗記方法。
子どもは一生懸命に記憶しようとしているのだが、学んだことをすぐに忘れてしまうと感じることが多い。「何かに関連づけて整理しながら覚えられる方法はないものか?」そこで、思い浮かんだのが、いつも私が仕事で使っているマインド・マップを使うことだった。
暗記に集中する工夫。
「3分間 キッチンタイマー勉強法」には、一度だけでなく「反復」することの大切さが書かれていた。その方法は、基本の手書き問題集「ファーストノート」と、暗記とミニテストに使う「セカンドノート」、さらに覚えにくかった項目をまとめる「メタノート」の3冊のノートを利用するものだ。
勉強で間違った問題を何度もやり直す。
自分の苦手なところ(弱点)こそ、受験で克服すべきポイントだ。間違えたところを2度と見直さず、あいまいに理解したまま次へ行くケースが実に多い。「ヘビーローテーション」のやり方は、子どもが間違えた問題の解答欄に付箋を貼り、正解するまでそれを繰り返すというシンプルなものだ。
親は先生でなく、マネージャーになる。
家庭での「先生」を返上して、マネージャーに徹することにした。マネージャーの役割には、主に次のようなものがある。1.全体のスケジュールを管理する。2.子どもの実力(理解度)を見極める。3.優先事項を決める。4.勉強しやすい環境を整える。5.塾の先生と連絡を取り合う。
計算ミスをなくす。
計算ミスが起きる現場を観察していると、次のようなことが分かった。・数字を小さくを書いている。・数字が汚く読みにくい。・筆算の縦のケタが揃っていない。・スピードが早い。・問題の写し間違いをする。・見直しをしていない。「まとめると、「計算するのは面倒だ」という雑な態度が問題だった。
よい勉強姿勢を習慣にする。
よい姿勢で勉強すると「長時間、集中できる」ということになり中学受験において、避けて通ることが出来ない習慣といえる。そこで、「バランスチェア」による姿勢の去勢を試みることにした。
志望校の過去問を整理・活用する。
8年間という期間を通じての出題傾向を詳しくするために過去問を整理し、分類することにした。過去問をスキャナにかけてパソコンに取り込み(デジカメ撮影でも可)、画像編集ソフトを使って問題の切り貼りを行った。
過去問を収集・分析する。
過去問が手に入ったら、それを受験勉強に役立てるために早期に分析する必要がある。中学受験において、過去問は「地図」のような役割を果たすのではないかと思う。数年分の過去問に目を通すだけで次のように毎年の傾向が読み取れた。
中学受験までのスケジュール表を作る。
中学受験の志望校が決まってから、入試に向けてのスケジュール表を作成した。十分に復習を行い、過去問を何度か解いてから受験をするには、学校の勉強の先取り学習が不可欠になる。「いつまでに何を学習するか?」という計画が大事である。
志望校の比較表を作る。
3つの志望校を決めて、それぞれの良い点と悪い点を書いた「志望校の比較表」を作成した。子どもの意見を取り入れながら、比較表を作成することによって「自分がなぜ志望校を目指すのか」ということを可視化できる。
#子ども
中学受験、親にできること。
中学受験に、親子でできることを考える。