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ポケモンGOの成功に学ぶ、地域活性化のヒント。

地域の観光を活性化させる起爆剤として昨年話題になった「ポケモンGO」。
その成功要因は(1)現実空間でのスポット探求(2)仮想空間でのキャラクター収集の2点に集約されます。
GPS置情報とARのご当地キャラを利用したプラットフォーム構築による地域活性化について考えてみました。
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「観光 × 移住促進」の可能性

JRの駅や電車内で岡山県の観光ポスターを見るたび、移住ガイドは「どこか小さくてもいいから、移住を促進するサイトへの案内を入れられないだろうか」と思います。
全国で移住先を探している人に岡山の良さをPRするのと同じくらいに「岡山への移住という選択肢がある」ことを多くの人に気づいてもらえような仕組みを作ることが大切だと考えるからです。

観光客は岡山の良さを知って楽しむために他県から来てくれているのですから「岡山で暮らしてみませんか?」とアプローチするには絶好の機会です。
しかし、ポスターやパンフレットなどの印刷物では媒体内の掲載場所や配布場所などスペースの制約があり、なかなか実現が難しいかもしれません。
それでは、ネットならどうでしょうか? スペースが無制限に使えるネットなら、観光 × 移住促進のタイアップが実現可能なのではないでしょうか?

ポケモンGOの成功に学ぶ、地域の活性化

地域の観光を活性化させる起爆剤として、昨年話題になったのが「ポケモンGO」です。
「配信初月でもっとも多くの国でダウンロードチャート1位を獲得したモバイルゲーム」ほか5つのギネス世界記録に認定されるほど世界でヒットし、国内でも社会現象になりました。

ポケモンGOの公式サイト
出典:ポケモンGO 公式サイト


ポケモンGOは、スマートフォンでアプリをダウンロードして自分の足で歩き回りながら様々なポケモン(ポケットモンスター)をゲットして、育てたり対戦させて遊ぶ新感覚のゲームです。

GPSの位置情報を使い、スマートフォン画面を通じて現実の景色の中にポケモンが出現したように見えるAR(Augmented Reality,拡張現実)の技術を利用しています。

ポケモンは、観光地、公園、商業施設など「ポケストップ」と呼ばれる場所に出現するように設定されています。 そこで「ポケストップ」の場所がプレーヤー間で話題になりSNSなどで出現情報が拡散されると、珍しいポケモンを求めて現地に人々が押し寄せました。

ポケストップに設定されたことで観光客が急増し、全国ニュースになったのが「鳥取砂丘」です。

50カ所以上の「ポケストップ」が存在するという鳥取砂丘では「砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言」を行い、鳥取県元気づくり総本部広報課が「とっとりGO」という専門サイトを開設するほどの力の入れようです。

その一方で、「ポケストップ」になったことで集客効果はあるが、地域にゆっくり滞在して楽しんでもらうような経済効果はないという声もあります。

鳥取砂丘が「ポケストップ」に設定されたのは棚ボタのようなもので、他の地域に応用することや、観光・歴史・特産・ご当地グルメなど地域との結びつきを高めることができません。

なぜなら、地域が自らの手で「ポケストップ」の場所を決めたり、コンテンツに付加価値をつけられないからです。

それならば、ポケモンGOの成功に学んでGPS置情報とARのキャラクターを利用した独自プラットフォームを構築して地域活性化を図ってはいかがでしょう?

ポケモンは使えませんが、地域活性化といえば「ご当地キャラクター」の出番です。


「ご当地キャラクター」を地域資源として活かす

ポケモンGOの成功要因は、次の2点に集約されます。
(1)現実空間でのスポット探求
宝探し、ウォークラリーの感覚で屋外に出て実体験をする楽しみ方。
(2)仮想空間でのキャラクター収集
子どものカードゲームから寺院のご朱印まで、日本人は収集好き。
岡山県では公式マスコット「ももっち」「うらっち」をはじめ、県下に70種類上のご当地キャラ・ゆるキャラが誕生しています。

岡山県ご当地キャラ

出典:Google画像検索「岡山県のご当地キャラ」

これらの独自キャラクター性を生かして、ゲームやクイズなどを提供しつつ、各地を「探求」しながら、ゆるキャラの友だちを増やしていくという「収集」が実現できます。

県内の様々なスポットを巡って、仮想空間でゆるキャラと遊んで友だちになれるプラットフォームを「ゆるきゃラウンド」と名づけて、地域活性化のメリットを考えてみました。

「ゆるきゃラウンド」による地域活性化

  • 観光客に新たな楽しみを提供できる。
  • マイナーな観光地にも集客できる。
  • 観光資源を見て考えるクイズの出題などができる。
  • 地域で活用できるクーポンやプレゼントを提供できる。
  • 歴史や文化について知ってもらう機会を提供できる。
  • 実経済とのリンクで店舗紹介や販売促進ができる。
  • キャラと友だちになることで、アフターフォローができる。

このようなプラットフォームを構築してヒットさせるには、利用者が楽しめるストーリーやSNS等で拡散されるような話題作りが不可欠だと思います。

また、アプリの提供によるネットの情報発信であれば、印刷物と違って掲載場所や配布場所などのスペースの制約がほとんどないので、観光情報に加えて移住情報も提供できます。

市町村の移住推進室から定期的にメルマガが届くよりも友だちになった「ゆるキャラ」からメッセージが届くほうが、きっと親しみやすいでしょう。

岡山県を観光をした後で移住を即決する人は、ほとんどいません。

これから何年も先に「移住」を検討することになった人が、真っ先に「岡山」をイメージできるような「種まき」が今から必要であると移住ガイドは実感しています。

岡山移住ガイド.jp SYUICHI