前回STEP.1「移住について具体的に考えよう」の「MOVE!岡山 5W1Hシート」は、もう作成されましたか?
もし、まだの場合は情報収集を始める前に、「5W1Hシート」に記入されることをお勧めします。なぜなら、移住の情報収集は本来は多角的に行うべきなのに、近視眼的になってしまうことを避けるためです。
例えば、たまたま良い物件があったから定住を決めてしまう場合です。物件そのものはお買い得であっても、後で周辺環境や利便性など不都合に気づいて後悔することがあります。
そうならないためにも、移住の目的や移住後のライフスタイルについて明確なイメージを持ちましょう。
さて、次はいよいよ情報収集です。
最初からいきなり物件探しを行うのではなく、広いエリアから狭い地域に少しずつフォーカスしていくようなイメージで情報収集を行いましょう。
ネットや不動産情報誌に掲載されている物件が全てではありません。むしろ本当の優良物件はそのようなメディアに出ないとも言われます。
個別物件よりも希望エリアを見つけることが先決です。
岡山の情報収集には以下のような方法があります。
(1)市販の書籍を読む
まずは、岡山県の全体像や移住の様子などについて知りましょう。「移住を考えている人におすすめの岡山県の本、7冊」では、移住に興味のある方へ岡山の暮らしや仕事、風習、歴史などについて知ってもらうための本を紹介しています。
当サイトの「岡山県への移住の評判」では、岡山県への移住のメリットとデメリットを一言で投稿できるコーナーを設けており、移住に関する生の声を見ることができます。「岡山移住のブログリンク集」も併せてどうぞ。
(2)自治体の移住サイトを見る
岡山県内の各自治体では独自の移住サイトが設けられています。サイトを見て気になるところがあれば、パンフレットなど移住者向けの資料を請求しましょう。
「岡山県の移住支援サイト リンク集」をご活用ください。
各自治体のパンフレットは、東京では「とっとり・おかやま新橋館」」の2Fで手に入れることができます。
(3)イベントに参加する
岡山県や自治体が主催する「移住フェア」などのイベントでは、各自治体の移住担当者に面会して直接話しを聞くことができます。
移住担当者と知り合いになれば、疑問点などを電話で聞くことができておすすめです。
移住フェアや移住ツアーなどのイベント開催の情報は、「岡山県移住ポータルサイト おかやま晴れの国ぐらし」で最新の情報を知ることができます。
「岡山移住ガイド.jpのツイッター」でも告知しておりますので、ぜひフォローをお願いいます。
(4)現地を体験する
候補地がある程度絞り込めたら実際に現地を訪問してみましょう。
その際にイベントで出会った移住担当者に連絡を取り、担当部署を訪問すると良いです。
自治体によっては担当者が車で地域を案内してくれることもあります。また、定期的に「移住ツアー」を企画しているケースも多いので、何月ごろに行われるのか?を聞き、開催案内の情報を通知してもらうように依頼します。
そして、不動産物件をどのように探せばいいのか聞いてみましょう。その地域を候補にしている旨を伝えておけば、優良物件が出た際に優先して紹介してもらえる可能性があります。
(5)不動産物件を探す
遠方から既存の物件を探す場合は、ネットが便利です。当サイトの不動産リンク集「岡山県の不動産情報」では、岡山県下の市町村が移住者向けを対象に公開している不動産情報や民間の不動産サイトを紹介しています。
岡山県の自治体の補助金、支援金など住宅支援について知りたい方は「岡山県の住宅支援ランキング」をどうぞ。
物件選びでは地震や浸水等の自然災害リスクを検討する必要があります。県内の震度分布図、津波浸水想定図、土砂災害警戒区域などの情報が確認できる「安全な移住地の情報収集はGISで」は必ずお目通しください。
田舎暮らしに憧れているファミリー世帯の場合、「岡山県の子育て支援ランキング」、「移住先での廃校リスクを考える」、「地域の足、路線バス廃止届の波紋」をご覧ください。
(6)仕事を探す
「ハローワーク」「岡山県企業人材確保支援センター」をはじめ人材派遣やアルバイトの募集サイトなど「岡山県の求人リンク」を作成しました。岡山県で仕事を探す場合は、不動産物件とあわせて検討するのが良いと思います。
また、岡山県の仕事の年収が気になる方は「岡山県で年収が高い仕事は?」を。農業に関心がある方は「農業でやっていけるのか?」をご参照ください。
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