PM2.5(微小粒子状物質)は、大気中に浮かぶ2.5µm(2.5mmの千分の1)以下の小さな粒子のことです。
主な発生の原因は、火力発電所、工場、自動車、ストーブなどから直接発生するものと、これらから出る酸化物が、大気中で光やオゾンと反応して生成されるものがあると言われます。
PM2.5の健康への影響としては、ぜん息、気管支炎、せきなどの症状、不整脈、心臓発作、肺がんなどの影響が懸念されています。
また、呼吸器系や循環器系の持病の人、子どもやお年寄りは特に注意が必要です。
環境省では、人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として以下の環境基準を定めています。
1年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下
(平成21年9月設定)
岡山移住ガイド.jpでは、平成31年2月1日〜4月13日まで(68日間)のpm2.5の測定記録を全国の主要都市と比較してみました。
参照:日本気象協会 tenki.jp(https://tenki.jp/pm25/)
平均値(μg/m3)
- 岡山
- 平均値:26.0μg/m3
- 最大値:86μg/m3
- 最小値:5μg/m3
- 東京
- 平均値:23.8μg/m3
- 最大値:61μg/m3
- 最小値:7μg/m3
- 大阪
- 平均値:29.8μg/m3
- 最大値:69μg/m3
- 最小値:8μg/m3
- 愛知
- 平均値:25.5μg/m3
- 最大値:44μg/m3
- 最小値:11μg/m3
- 福岡
- 平均値:27.0μg/m3
- 最大値:67μg/m3
- 最小値:8μg/m3
PM2.5は西日本に多いと言われた時期もありましたが、実際には国内でそれほどの差はないように思います。
さて、次回は岡山県内で差があるのか?また、5月末までに期間を伸ばして記録したいと思います。
#健康
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